Unityの大量のテクスチャの設定を一気に変えるエディタ拡張を作ってみた。

UnityProjectはGithubに公開しておりますので、ご自由にお使いください。

https://github.com/taroyan/TextureSettingChangeBatch

Unityのテクスチャ(pngやjpgファイルなど)で圧縮設定とかをMipmapの使用などを各テクスチャで切り替えたりすると思いますが、大量にテクスチャがあると1枚ずつやっているのが大変すぎるので、エディタ拡張を作りました。ちなみに1つのフォルダ内に入っているテクスチャであればファイルを複数選択して、インスペクター内で設定したい項目を変えれば一気に選択したファイルの設定を変えられるのですが、複数フォルダ内に入っているテクスチャの設定を変える場合はフォルダごとにファイルを複数選択しなくてはいけないため、複数フォルダを選択した状態でボタンを押すと、すべての選択中のフォルダ内のテクスチャの設定を一気に変えます。(多分複数フォルダ内の子フォルダも含めてすべて一気に変えることはUnityエディタでは標準ではできないはず。)

使い方は、フォルダを選択した状態で、ボタン「Import Settings Batch Conversion」を押すだけ!


テクスチャ設定の細かい項目をいじりたい場合は、スクリプトを直接変更してください。むしろ今は、最低限の変更(画像サイズなど)しかしないようになっています。

STYLY ARジオラマアワードでSILVER賞と小峠英二賞をいただきました!

9月に開催されていたARジオラマアワードでSILVER賞と小峠英二賞をいただきまして、ありがとうございました!
受賞作品サイト
小峠教官のサイン入りTシャツと目録
今回の作品を作ろうと思ったきっかけですが、第一にARアプリを作ったことが無かったので作ってみたかったということです。 そして、何を作ろうかと思ったのですが、まずは、ガリベンガーVの番組自体は結構見ていたので何とかして番組と絡ませた内容にしようと思いました。そして、番組の一番の見どころはやはり小峠教官のツッコミだと思い、そこだけにフォーカスして青空AR講義を作りたいと思いました!STYLYさんのほうで色んなアセットを無料提供されていましたが、今回の青空AR講義にはちょっと近未来すぎて合わないアセットが多かったため、今回はあえてブイ子以外はオリジナルで素材を用意しました。結果、少しオリジナリティのある作品になったのか、今回のような賞をいただくことができました。小峠教官にもアプリを見ていただけていたら幸いです。

STYLYでAR講義アプリを作ってみた。

STYLYというプラットフォームは、AR機能も簡単に作成できるということらしいので、ARアプリを作ってみました。

ちょうどガリベンガーV、ARジオラマアワードというイベントをやっていたので、ガリベンガーVのネタで1つアプリを作成してみました。

ガリベンガーVはよく見ていました。コトウゲ教官のツッコミが鋭すぎて、これを何とかしてみんなに知ってもらいたいと思い、「コトウゲ名言講義 in AR」を作成してみました。
ARにする必要があるのか?というツッコミが飛んできそうですが、どこでも講義が始まるのがなんとなく面白いかも?と思って作ってみました。

STYLYでの作成は、VRコンテンツを作るのとほとんど一緒(初めのテンプレートをAR用にするだけ)だったので、すごく簡単でした。

よかったらご覧ください。
スマホでQRコードを読み込むとプレイできます。
https://gallery.styly.cc/scene/9078adc2-1389-4274-a96d-f6d695b14c75


Youtubeでプレイ画像を見ることもできますのでなんとなく雰囲気を見てみてください。

clusterで初めてゲームワールドを作ってみた

作った時の技術的(というほどでもないが)な内容はQiitaに投稿したので、URLを貼り付けておきたいと思います。
https://qiita.com/taroyan/items/a75360b592413836841c

またプレイ動画をYoutubeにアップしていますのでよければ見てみてください。
こちらでは、主に作ってみたときの感想を書いておきたいと思います。

とにかく、2020年6月5日に疾風Pさんが2年半ぶりくらいに新曲を公開されたので、「何かしなければ!」という感情が先走ってしまった感じがしますね。前々からBeat〇aberのようなVR音楽ゲームを作りたいなと思っていて、VRChatででも作ってみようかと考えていたりもしていたが、まず悩んでいたのが、和風のゲームをどうやって作ろうかというところでした。ゲームのシステム自体は音楽ゲームを踏襲すればいいのでなんとなくイメージはつくのだが、和風の雰囲気をどうやって出せばいいのだろうかというところでずっと悩んでいました。そのときにちょうどclusterでゲーム機能が追加されたというのを知り、かつ、ゲームコンテストをやっているようなので、それならこのコンテストを機会にとりあえず作ってみようと思いました。悩んでいてもなかなか作り始めれないので、何かきっかけがあるのはいいですね。しかし、コンテストに気づいたのが6月末で締切が7月12日だったのでちょっと時間が無いなと思っていました。ダメならダメで遅れて投稿しようと思っていたんですが、何とか期限以内に間に合いました(もう少し直したいところとかありましたが)。

作成時に大変だったところとして、Qiitaにも書きましたが、ノーツの調整が超大変でした。またゲージのメモリを上げていくところも大変でした。どうやったかというと、スクリプトが使えないので、赤と青のゲージそれぞれにアニメーターを付けてノーツの個数分のアニメーションを作り、ノーツが消されるたびにひとつずつアニメーションを遷移させるということを行いました。一つの色で200個ほどのアニメーションがありましたので、アニメーター内で並べるだけでも大変でした。。。

あと結構時間がとられたのが、緞帳や歌詞の表示を画面の前面に貼りつけるところです。なんとなく映画の字幕のような雰囲気を出したかったので、前面にずっと貼り付けておきたかったのですが、いろいろやってもなかなかうまくいかず、何とか今の状態に落ち着きました。時間がとられたのは、VRで確認するためにはビルドしてclusterを動かしてみないとわからないところです。このビルドがかなり時間かかるため、試行錯誤することができなかったのがつらかったです。clusterワールド制作時にVRモードで動作確認できる方法があればいいと思います。clusterのPreviewのUseVRにEnableがあるのでできるのかもしれせんが、EnableにしてもVRで確認できないので、何かしら設定が足りていないのかもしれません。

とにかく、作り始めてからは大変ではありましたが、意外に順調に進んだ気がします。今月末にまたゲーム制作のイベントがあるようなので、時間が取れれば参加してみようかと思っています。まだclusterのゲーム機能もほとんど使用していないので、いろいろ使ってみたいと思います。

UnityのTerrainで独自のシェーダーが使えなかったときの対処

どうやら、UnityのTerrainで草や木や地形にマテリアルを割り当てるときに、独自のシェーダーを適応しているマテリアルは割り当てられないようになっているようだ。
おそらくApplyすればUnity標準のTreeCreatorBarkが適応される(差し替えられる)ような気がするが、そうすると独自シェーダーが適応できなくなってしまうので、エラー文の対応を見ると以下の2点を直せばいいらしい。

1.シェーダーの名前に「leaves」または「bark」がはいっていること。

2.依存性に関する1行をシェーダー内に記載すること

それぞれ以下のように対応したら一応独自シェーダーが適応されたマテリアルでもTerrainで使用できた。

1.独自シェーダーを開き、シェーダーの名前を変える。(今はCustomShaderbark)に変更。「bark」が入っていればどんな名前でもいいんだと思う。
2.依存性に関する1行を末尾に加える。(これは、ビルドインシェーダーをUnity公式から落としてきて、TreeCreatorBarkの該当する1行をそのままコピペしただけ)
でも結局、Unity標準のシェーダーのほうがなんか見た目がよかったので、それを使った。。。

Unity2019.3にしたらTextMeshProが動かなくなった。

なんかエラーがいっぱい出てよくわからない状態になった。 とりあえず解決したので備忘録で残しておきます。
  • Windows -> Package Manager -> TextMesh Pro 2.0.1をインストール
  • 一旦Unityプロジェクトを落とす
  • Asset -> Library -> PackageCache -> com.unity.textmeshpro@2.0.1を削除
  • もう一度Unityプロジェクトを立ち上げる
  • Asset -> TextMesh Proフォルダを削除
  • Windows -> TextMesh Pro -> Import TMP Essential Resourcesをクリックする。(TextMesh Proフォルダが再生成される)
これで直った。 Unityプロジェクトを落としてPackageCache内を消す必要なもしかしたらないかも。

Unityroomの一週間ゲームジャムで「ドローンインザダーク」を投稿しました。

一週間ゲームジャムの「さがす」のテーマで「ドローンインザダーク」を投稿しました。よかったら是非プレイしてみてください!

Unityroom配信リンク

毎回Unityの新しい機能を使用することを目標としているのですが、今回は以下に挑戦してみました!
・UniRx

特に便利に思ったのは、シングルトンとReactivePropertyを組み合わせれれば、
プレーヤーデータなどのどこからでも参照する変数を、いちいち参照しに行かなくても、
購読しておけば変数が変更した場合にすぐ検出できたことです。
コルーチンと連携するとさらに便利らしいのですが今回は使わなかった。

パーティクルライブ「使い古した言葉や歌を」を作成してみました。

まさくに(疾風P)氏の楽曲でパーティクルライブをSTYLYで作成してみました。
素晴らしい楽曲をありがとうございます!

是非VRでご覧ください。(STYLYはこちら)
https://gallery.styly.cc/tarosansei/e7d76873-c10d-11e9-b34d-4783bb2170d0

YouTubeで360度動画としてもアップロードしました。
STYLYのブラウザで視聴すると音ズレが起こってしまうので(私の作りが悪いせいだと思います。。。)、
YouTubeのほうが見やすいかもしれません。

作品情報および原曲はこちらになります↓
イラスト : こまに →http://piapro.jp/manimani_comani
作詞 : オボロン →http://piapro.jp/oborokyo
作曲・動画 : まさくに(疾風P) →twitter@mskn_shippuP

ニコニコ動画(2014/08/11)
http://www.nicovideo.jp/watch/sm24214651

【制作を終えて】
STYLY自体が初めてで、パーティクルライブもしっかり作成したことがなかったので、
かなり制作が大変でした。
UnityのTimelineを使ったことがなかったので、まずはこの使い方を覚えて、
かつ、ParticleSystemもあまり使った経験がなかったので、
結局最初から最後まで使い方を調べながら作っていったという感じでした。
最後になってみると、あのときもっとこうしていれば楽だったのにという点がかなりありました。
それはまた次回に活かしていきたいと思います。
次回からはもう少し効率的に作れるかなぁ。
また、パーティクルはかなり重い処理なことがわかりました。
とりあえず作り終えた段階でSTYLYへアップロードして見てみたところ、
すごくカクついてしまったので、制作の終盤はパーティクル演出をいかに減らすかに
時間を費やしました。
あと、STYLYでアップロードすると、おそらくUnityのプラットフォームを切り替えてるんだと思いますが、
プロジェクトのサイズがでかすぎて、アップロードに3時間くらいかかるのが地味につらかったです。
次回もまた疾風P氏の楽曲を作成したいと思っています。

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